ライセンス活用事例 > 車載オーディオ編
車載オーディオ
音響的に不利な空間にある車載オーディオのスピーカーを補正し、自然な音質を実現します。
フラットな音響パワー周波数特性の実現
現行の問題点
車載オーディオは、車内という狭い環境、極端なリスニング・ポジションなど、
音響的に極めて難しい条件を伴っています。
また、多くの場合、ウーハ、ミッド・レンジ、ツイータがオフセットしてレイアウト
されており、周波数特性だけでなく、位相とタイム・アライメントも大きく狂ってきます。
CONEQの音質改善
CONEQは、"音響パワーをフラットに補正すると同時に位相とタイム・アライメントを
正しく合わせる事によりこれらの問題を解決します。
CONEQによって補正された音は原音に限りなく近くなり、車内のどこに座っても
同様の高音質で音を聴く事が出来ます。
車載オーディオの特徴と問題点
車載オーディオは車内という特殊な環境でのリスニングという
その製品カテゴリーの性質上、次の様な特徴と問題を抱えています。
1.車内の音響的体積が普通の部屋に比べて極端に小さい
2.車内の形状が特殊
3.音が反射しやすいガラスの部分が多い
4.スピーカの位置が悪い
5.スピーカシステムのドライバの間隔が離れ過ぎている事が多い
6.聞く位置が最適位置にない(最適位置が無い)
7.低域がブーミーになりがち
CONEQによるソリューション
音響パワー体積密度周波数特性のイコライジング
一般的な乗用車の場合、空間が極めて小さいのに加え、前席と後席が前席の
背もたれとヘッドレストで音響的に隔離されています。
言わば、我々は前席と後席に二つの音響特性の異なる、更に小さな箱の中で
音楽や音声を聴いているわけで、それこそスピーカボックスの中で音を
聴いていると言って良いかも知れません。
この様な小さい体積に音が閉じ込められると、スピーカの周波数特性以上に、
その体積の音響特性が支配的になります。
その場合のCONEQイコライジングには、スピーカから出た音が溜まる
小体積の音響パワー体積密度の周波数特性に対して行う必要があります。
CONEQによる音響パワー体積密度のイコライジングは、車載オーディオ専用の
測定方法を用いて、前席と後席のそれぞれの体積内各400点の周波数特性を
16384バンドの精度で隅々までくまなく測定し、その結果からそれぞれの体積内の
音響エネルギ体積密度の周波数特性を事実上完全にフラットにする補正を
各々行います。
同時に位相とタイムアライメントも完璧に補正します。
その結果トランジェントが改善され、音の定位が保たれ、音のにじみも
無くなります。しかもその体積内のどこで聴いても同様の原音に限りなく近い
高音質が得られるのは、カーオーディオにとって最大のメリットでしょう。
低音のイコライジング
CONEQは通常のイコライザでは困難な低域のイコライジングにも効果的です。
狭い車内で往々にしてブーミーになりがちな低音も、音響パワー体積密度
周波数特性の補正後は音階のはっきりした音楽的に正しい低音になります。
音質改善例(小型車内車載オーディオ)
CONEQによって、緑色カーブのオリジナルの周波数特性を
オレンジ色のカーブの様な特性に補正することが出来ます。
ある小型車の前席の音響パワー密度周波数特性とCONEQによる補正
PDカーブを使った補正